私たちには税金や寄付しか方法はないのだろうか

優秀なプログラマが集まり『オープンソース』でリナックスを創りあげたのなら、優秀なプランナが集まって『Web2.0的』な新しい形のNPO/NGOが創出できないものだろうか?

出発点は、ただただ単純な憧れ>もしかしたら嫉妬心?*1からはじまった。

そしてREVの日記@はてな http://d.hatena.ne.jp/REV/20060622 の中で、

四半世紀前の、http://blog.livedoor.jp/dankogaiの管理人氏は「人間のくず」だったかもしれないし、私はクズだ。
プランテーションの低賃金で支えられた東南アジアのフルーツを食べ、アフリカのコーヒーを飲み、アボリジニを皆殺しにして作られた農場で育った牛を食べる。マングローブを伐採して作られた生簀のエビを食べ、アフリカの餓える子供達への食料援助を横取りして購入した武器の輸出国を支援する新聞社や団体を放置している。殺人犯の死刑執行ボタンを押すこともしないし、妊娠中絶を考えるひとのところに行って、産みなさい、ぼくが育てます、なんていうこともない。劣化ウラン弾の飛び交う中東で産出された石油で作られた電気で、こうしてPCをカタカタやっている。
で、人間が、「人間のくず」でありながら、ちょっとマシな世の中にするために、税金を払い、社会に良心を仮託して、警察を維持し、海外援助を行い、救急車を走らせ、児童福祉を行なっているんじゃないかな。誰かがBlogをカタカタし、良い意見が広まり、みながより良い政治家を選べば、さらに世の中がちょっとは良くなるかもしれない。「人間のくず」の集まりでも、なんとかなるような社会の構築が理想だと思う。
と、そんな話に理解した。

と書かれているのを読んで、強く確信したことがある。「ニーズはある」と...

形なきものを形にする。アドバンスデザインを提示する。いま必要とされている<マーケティング→生産性→マネージメント→イノベーション>のサイクルをイノベーションから出発させる。

ならば、プランナがもっとも得意とする十八番のスキルじゃないか。....そう考えれば、できなくもない気がする。戸惑いながら*2も、第一歩を踏み出そうと思う。

*1:私はリナックスを創りあげたすべてのプログラマに嫉妬する。野口英世ルイ・パスツールにも嫉妬する。私だって身につけた技能で人々の幸せに貢献したいと願っている。

*2:自分の中でずっと仮説だったこと、長らく考えていたことを書いている。なぜなら「はてな」はちょっと敷居が高いような気がしていたからだ。はてなの便利さや先進性を理解はしていても、感覚的に自由自在というほどうまく扱えない。文章もヘタだ。常に手探り状態といえる。トラックバックという機能を雑誌などの用語説明で読んではいるが、いまひとつピンときていない。ココでも他者の文章を引用はしているがトラバはまだ付けていない。「自信がない」それが理由になる情けないレベルからの出発だ。>オヤジはつらいよ。